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「グラン・パ・ド・ドゥ」は衣装を替えた クララと王子。ツリーの前に、クララと して登場した時から、沖山朋子を素敵だ と思わない観客は1人もいないだろう。ここでは、自然な微笑を浮かべながら、 上品で、すがすがしい清潔感を漂わせ、 的確な技術に裏付けられたバランスのよ い踊りを披露した。
緩急自在のヴァリエーション、コーダで の安定感とリズム感は抜群であった。 『眠れる森の美女』のオーロラを躍らせ てみたいホープとして、今後に期待が膨
らむ。「花のワルツ」にもソリストとして登 場した”青年人形”の穴吹淳は技術的に も申し分なく、この場面で見せ場を作っ た。好感を抱かせる存在感と踊りだった。
舞踊評論家・寺村 敏 |
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